2007年09月16日

HYDEアナライザー Vol.10:“EVERGREEN(英語版)”

 更新が大分途絶してました。長く続いた猛暑もいよいよ終わりに近づこうとしてる中、夏が終わらないうちにこの曲をやっておこうと思う。HYDE の記念すべきソロシングル第1弾“EVERGREEN”の英語版だ。

 さて、和訳・解釈に入る前に1つ確認。この歌は何を歌った歌かというと、もちろん「死別」なのであるが、一般的な「遺される者から遺す者への想い」を歌ったものではなく、その逆で「遺す者から遺される者への想い」を綴った歌である。昔、「ラジアンリミテッド」というラジオ番組で HYDE が言っていたことには、実際に HYDE の友人の友人が亡くなったというエピソードをもとに作られた曲であるらしい。そんなことを踏まえながら、行ってみよう。



EVERGREEN from the 1st Album 『ROENTGEN』
words & music: HYDE
English Translation: Lynne Hobday



【全訳】

窓のそばに横たわり 僕はグラスに挿した花のよう
それは窓ガラスに切り取られたワンシーン

陽の光が差し込んで 僕は夢見がちなまどろみへ
それは夏の気配を感じ取るひと時

もし時の流れを止められたなら
時計の針を過去に戻して この痛みを拭い去れたなら

僕たちには悲しい記憶などないから
二人で分かち合ったこの喜びを もう一度やり直すのに

この景色は色褪せないままで
つぼみが芽吹いて葉が開き 色彩が生き生きと息づいていく
この景色は色褪せないままで
涙が君の頬をそっと伝う

喜びに満ち溢れる君ははしゃぐ子供のよう
その純粋な美しさと無邪気さは今も変わらない

君は薬のように僕の中を流れながら
心に安らぎを与えてくれる
君なしじゃ僕は欠けたままだ

この景色は色褪せないままで
僕には君がどうしても必要だ、君に触れていて欲しいんだ
この景色は色褪せないままで
君はいつでも僕の大切な人だった

この景色は色褪せないままで
そんな悲しそうな顔をしないで 僕も悲しくなってしまう
この景色は色褪せないままで
君の涙を拭ってあげたいのに

お迎えの鐘が鳴った もう時間みたいだ
最期の別れの言葉も見つからない
この景色は色褪せないままで
君はいつまでも僕の大切な人だ




【解説とか解釈とか言い訳とか】

I lie awake beside the windowsil Like a flower in a vase
訳:「窓のそばに横たわり 僕はグラスに挿した花のよう
● lie awake 「起きたまま横になっている」本来なら I lie で文の要素が完全にそろうところ、そこにあとから補語を足してSVCの形にし、「Cの状態でVする」という意味を表す用法。
● windowsil 「窓敷居、窓台」窓のそばにある植木鉢とかを置く段差のこと。まぁ、ここで訳出する際は「窓」で十分だろう。
● vase「花瓶」

A moment caught in glass
訳:「それは窓ガラスに切り取られたワンシーン
●しょっぱなから第一関門。まず、この部分が日本語版のどこに当たるかというと、「グラスの水に挿した花のよう」ではなく、あえて言えば「窓の中の僕は」である。glass という単語に惑わされると正確な意味が取れなくなるので注意。以下、順を追って説明。
● glass はよく見ると a という不定冠詞がついていない。ということは、これは不可算名詞である。不可算名詞の glass の意味は「グラス、コップ」ではなく「ガラス」だ。したがって、この文章は直訳すると「ガラスにとらわれた瞬間」ということになる。
●では「ガラスにとらわれた瞬間」とはどういうことか。これは、時折り見せる HYDE の独特な表現・認識の1つである。“SHALLOW SLEEP”にこんな一節がある――「窓の向こう風に吹かれ 切り取られた見慣れた街へ」。この「切り取られた」というのは何に何が切り取られているのかというと、窓枠に窓から見える風景が切り取られているのである。このように HYDE は窓枠をいわば額縁に見立て、窓の中の風景をひとつの「絵」として見るような表現をすることがある。evergreen のこの一節も同様に、窓枠を額縁に見立て、窓の外から覗ける横たわった僕の風景を「絵」として見ていると考えられる。それを踏まえ、moment は「ワンシーン」と訳してみた。

The rays of sunlight come and beckon me
                     To a sleepy dreamy haze

訳:「陽の光が差し込んで 僕は夢見がちなまどろみへ
● rays と複数形になっているということは、幾すじもの光が射しているイメージ。
● beckon A to B「AをBへ誘う」
● sleepy と dreamy は韻。

A sense of summer days
訳:「それは夏の気配を感じ取るひと時
● sense は多義語だが、ここでは「(漠然とした)感じ」くらいの意味。
Ex) a sense of disillusion「幻滅感」
● rays、haze、days は韻を踏んでいる。
● A moment caught in glass と文体をそろえている。

If only I could stop the flow of time
訳:「もし時の流れを止められたなら
●「if only +助動詞の過去形」で典型的な仮定法過去。

Turn the clock to yesterday Erasing all the pain
訳:「時計の針を過去に戻して この痛みを拭い去れたなら
●全文の If 節に続くと考えられる。すなわち If only I could stop 〜, turn 〜, and erase 〜というつながり。
● yesterday は「昨日」じゃなくて「過去」とした。だって、1日分時間を戻しても病気は治らないし…。

I've only memories of happiness
訳:「僕たちには悲しい思い出などないから
● I've = I have
●主語は本来、もちろん「僕」なのだが、memories が文脈上、僕の記憶全般ではなく「僕と君の記憶(思い出)」であることを考えると、あえて「僕たち」とした方がそういったニュアンスが出ると考え、このようにとした。
●直訳は「僕には幸福な思い出しかない」。ここでは「幸せな思い出しかない」→「悲しい思い出はまったくない」と言い換えてみた。
●この文には接続詞が付いていないが、文脈から見て「理由」を表していると捉えるのが1番しっくりくると考え、「から」と付け加えてみた。これについては次の文の説明で詳述。

Such pleasure we have shared I'd do it all again
訳:「二人で分かち合ったこの喜びを もう一度やり直すのに
● I'd = I would で If only 〜節が仮定法の条件節で、ここが事実上の主節と考えられる。ここで、もう一度 If only からここまでのつながりをまとめるとこうなる。
 If only I could stop the flow of time, turn the clock to yesterday, and erase all the pain, I would do such pleasure all again (because I've only memories of happiness).
● it = such pleasure で、「そのような喜び」の「そのような(such)」とは1つ前の happiness を指すと考えられる。

This scenery is evergreen
訳:「この景色は色褪せないままで
● scenery 「景色」。scene は限られた個々の風景を表す(ゆえに可算名詞)一方で、こちらは集合的に全風景(特に自然など)を表す(ゆえに不可算名詞)。
● evergreen の訳はどうするのがいいか。まず、ever + green という構造を理解する。ever には「常に」というような意味合いがある。そして green は「緑」だが、ここでは「緑色」ということよりも、緑であるということを通して感じられる「新鮮さ」「活力」などが、死にゆく主人公と対比されていると考えてよいだろう。したがって、訳出の際には文字通り「緑」ということにとらわれず、「活き活きとしていること」を全面に出した方がいいだろう。これらをまとめて ever + green で「常に活き活きとしている」→「(いつまでも)色褪せないまま」としてみた。

As buds turn into leaves The colours live and breathe
訳:「つぼみが芽吹いて葉が開き 色彩が生き生きと息づいていく
● as 「〜するにつれて」
● leaves と breathe が韻。

Your tears are falling silently
訳:「涙が君の頬をそっと伝う
●進行形なので、涙が頬を伝っている最中。

So full of joy, you are a child of spring
訳:「喜びに満ち溢れる君ははしゃぐ子供のよう
● spring は本来「バネ」だが、ここでは不定冠詞が付いていない。よってこれは抽象名詞。「バネ」というものが捨象されてバネの特質だけが残り、「跳躍」とかいう意味になる。 a man of courage で「勇気のある人」と訳されるのと同じである。以上を踏まえ、では、自然な日本語として訳すにはどうすればいいか。思うに、子どもとバネの共通点はなにかと考えると、それは「飛び跳ねること」である。よって a man of spring は「飛び跳ねる(元気な)子ども」という意味で、訳としては「はしゃぐ子ども」とした。
● spring には「春」という意味もある。「気付く夏の気配」という一節から、“evergreen”という曲の想定する季節は春から夏への移行期あたりということになる。すると a child of spring は「春の申し子」というような意味も含んだダブルミーニングな表現かもしれない。
●この文は現在形になっているが、この現在形は「一般的な性質」を表していると考えるべき。恋人の死が迫っているにもかかわらず子どものようにはしゃいでいるとなると、「僕」としては「え?俺ってもしかして保険金かけられてる?」的なサスペンス全開の展開になってしまう。あくまで今は涙を流して泣いているのであるが、いつもは基本的にはしゃぐ子どものようだ、と言っているのである。たぶん。

With a beauty that is pure An innocence endures
訳:「その純粋な美しさと無邪気さは今も変わらない
● endure は「持ちこたえる」。innocence(無邪気さ)が持ちこたえるとは、いつになっても無垢な部分を世俗によって荒ませることなく保ち続けている、ということだろうか。そのようなニュアンスを「今も変わらない」と訳すことで出してみた。
● pure と endure が韻を踏んでいる。

You flow right through me like a medicine 
                      Bringing quiet to my soul

訳:「君は薬のように僕の中を流れながら 心に安らぎを与えてくれる
● right は「右」じゃなくて、「まさしく、ちょうど」という副詞句を強める働き。
● quiet はここでは名詞。

Without you I'm not whole
訳:「君なしじゃ僕は欠けたままだ
●前文の soul と whole が韻。

I need you far too much, I long to feel your touch
訳:「僕には君がどうしても必要だ、君に触れていて欲しいんだ
● much を強める too を far がさらに強めている。なんかもう走るトラックの前にいきなり飛び出して「僕は死にません!」とか言っちゃいそうな勢い。いや、この主人公は確定的に死ぬけど。
● long to do で「〜することを切望する」。これも want to do を強くした表現。日本語版と違って英語版の主人公は感情表現が豊かですね。
● much と touch が韻。

You've always been so dear to me
訳:「君はいつでも僕の大切な人だった
● dear は「親愛なる」という意味で、日本語版でも「愛しい人」となっているが、英語版では前文によく表れているように、いかんせん主人公がアクティブ過ぎる気がするので、ここはあえて控えめに「大切な人」としてみた。あまりにアクティブなのはHYDEっぽくないと思うんですよ。うん。
●ラストにもう一回この一節が出てくるが、ラストの方は管理人の独断と偏見でアレンジしてみた。

It sorrows at the sight of seeing you so sad
訳:「そんな悲しそうな顔をしないで 僕も悲しくなってしまう
●ちょいと文法的に苦戦するところ。It sorrows の It が何を指してるかということが1番悩んだが、管理人はこれを、漠然とした状況を表す it とか 非人称の it と呼ばれるものに類似した感じで捉えた。訳出する際は普通に主語は「僕」でいいのではないか。尚、日本語版ではここを「可愛そうに」と独立不定詞的な訳し方をしている。
● at the sight of 〜「〜を見て」
● seeing (=V) you (=O) so sad (=C)
●直訳としては「君がそんなに悲しそうなのを見ると僕も悲しくなってしまう」

I wish that I could dry your tears
訳:「君の涙を拭ってあげたいのに
●教科書に出てきそうなほど典型的な仮定法過去。訳も日本語版とほぼ同じにならざるを得ない。

The bells have rung, the time has come
訳:「お迎えの鐘が鳴った もう時間みたいだ
●訳にちょっと管理人なりの工夫を。

I cannot find the words to say my last goodbye
訳:「最期の別れの言葉も見つからない
●特になし。

※以前、コメント欄にて EVERGREEN の訳を要望してくださった方、大変長らくお待たせしてしまいすいませんでした。もうご覧になっていないかもしれませんが、この場を借りてお詫び申し上げます。




○“EVERGREEN”を是非試聴しよう

・“EVERGREEN”(English)


・“EVERGREEN”(通常版)


・“evergreen -english ensamble-”


・“EVERGREEN <DIST.>”(いわゆるロックバージョン)
posted by 緋雨 at 12:52| Comment(37) | TrackBack(1) | HYDEアナライザー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月08日

更新が滞っております

現在、管理人に時間的・精神的余裕がないため
更新ができておりません。
申し訳ありません m(_ _)m
特に、英訳のご注文をしていただいた方、
いましばらくお待ち下さい。

代わりと言ってはなんですが、
今回は、アニメ「精霊の守り人」のOPで使われている
L'Arc〜en〜Ciel の新曲“SHINE”の英詩部分を
管理人の拙いリスニング力でもって解読してみました。
はじめに断っておきますが、
間違ってる可能性大です。

まずはこちらをご覧下さい。



この最初の部分ですね。



I want to shine on you
I'm always like the dazzling sun
I will defend you from all the darkness
This is the truth from my heart

(君を照らしたい
 いつでもあのまばゆい太陽のように
 どんな闇からも守ってみせる
 それが僕の偽らざる真実)




…と、管理人は解読してみましたがいかがでしょうか。
アヤシイのは2行目ですね、やはり。

そんなこんなで、気休め程度ですが、今回はこれで失礼。
posted by 緋雨 at 18:38| Comment(1) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月24日

HYDEアナライザー Vol.9:“SHALLOW SLEEP(英語版)”

 クリスマスに合ってるかはわからないが、今回は HYDE のソロシングル第3弾である“SHALLOW SLEEP”の英語版をやってみようと思う。この詞の全体的なポイントとしては、「過去形が主軸になっている」ということである(他の曲はたいてい現在形が主軸なのだが)。つまり、「朝、目が覚めたとき(現在)から夢を見ていたとき(過去)を振り返る」という形式で、詞の大部分が構成されている。



SHALLOW SLEEP from the 1st Album 『ROENTGEN』
words & music: HYDE
English Translation: Lynne Hobday



【全訳】

たった今君に会ったよ
時の流れを越えて
あの頃の二人の部屋で
でも記憶はかすんでいて
話したことも思い出せない

そっと君に手を伸ばした
そしてその最高の瞬間
消えてしまった君―僕はまた君を失った

君と出会っていた浅い眠りの中
僕は確かに感じていた
優しさに溢れ
安息に満ちたあの場所で
あの頃と何も変わらない君を
目覚めるまですぐそこに感じていたんだ

たった今君に会ったよ
朝日が昇る前の
儚すぎる瞬間に
でも僕の鼓動はまだ速まったまま
きっとまた会えるよね

君と出会っていた浅い眠りの中
僕は確かに感じていた
優しさに溢れ
安息に満ちたあの場所で
あの頃と何も変わらない君を
目覚めるまですぐそこに感じていたんだ

君と出会う―浅い眠りから目覚めるまで

絵描きは筆を失って
キャンバスに描くこともかなわない
君がいなければ―辺りは色褪せたまま
色彩のない風景画

君と出会っていた浅い眠りの中
僕は確かに感じていた
優しさに溢れ
安息に満ちたあの場所で
あの頃と何も変わらない君を
目覚めるまですぐそこに感じていたんだ

君と出会う―浅い眠り




【解説とか解釈とか言い訳とか】

I just saw you
訳:「たった今君に会ったよ
● just は過去形・完了形とともに用いて「たった今」。しかし、同じような意味の just now になると、 完了形とともに用いることはできない(過去形のみ)。

Beyond the course of time A room that we once shared
訳:「時の流れを超えて あの頃の二人の部屋で
● beyond 「〜を越えて」
●後半の直訳は「私たちがかつて共有した部屋」。日本語版ではこの部分は「遠い部屋で」となっているが、ここから「遠い部屋」とは『僕』が『君』と1度一緒に住んでいたことがある部屋であると分かる。また、「君」とは、夢の中だけに存在する「僕」が作り出したイメージなどではなく、かつての恋人らしき現実に存在する(あるいは存在した)人物であることも分かる。

But my memory's a haze Forgetting what was said
訳:「でも記憶はかすんでいて 話したことも思い出せない
● haze は「もや」。似たようなものに fog と mist があるが、濃い順番に fog > mist > haze。

I gently held out my hand And in that perfect moment
訳:「そっと君に手を伸ばした そしてその最高の瞬間
● hold out 「(手など)を伸ばす」
●後半の that は前文の内容、つまり「そっと手を君に伸ばした」ことを指す。そしてその動作の中の perfect な瞬間(=手を伸ばすという行為によって達成される目的)とは「君に触れること」である。ここから日本語版では「ふれてく瞬間」という訳が出てきている。

You disappeared - I lost you over again
訳:「消えてしまった君―僕はまた君を失った
● over again 「また、再び」。1からやり直し、というニュアンスを含む。つまり、浅い眠りに入るたびそこで「君」に出会ってもう少しで手が届きそうになるところで「君」が消える、ということを繰り返していることが窺える。

In a shallow sleep I dreamt I was seeing you
訳:「君と出会っていた浅い眠りの中
● dream - dreamt- dreamt。dreamt の発音は「ドリームト」ではなく「ドレムト」。
● I was seeing you と過去進行形になっているのは dreamt との時制の一致。

Just how I remembered Brimming with tenderness
訳:「僕は確かに感じていた 優しさに溢れ
● how は疑問詞じゃなくて感嘆詞。Just によってさらに強められている。
● brim with 〜「〜であふれそうになる」
● remember 〜ing 「〜したことを覚えている」。
本文は I remembered that I had brimmed with tenderness と言い換えられる(主節と that 節の時制が1つずれる)。今回の場合は、remember が過去形なので、現在(=浅い眠りから目が覚めたとき)は既に忘れているみたい。したがって、remember は「覚えている」というよりも「感じる」に近いと思う。おそらくは、夢の中でははっきりと認識できていたものが、目が覚めた途端に忘れてしまうことを remember を過去形にすることによって表しているんであって、ついさっきの出来事すらあっという間に忘れてしまうという痴呆症にかかったお年寄りの話では決してない。

And somewhere in the calm 
     A feeling that nothing had ever changed

訳:「安息に満ちたあの場所で あの頃と何も変わらない君を
●ここは Just how I remembered から続いていると思われる。すなわち、Just how I remembered brimming with tenderness and (somewhere in the calm) a feeling that nothing had ever changed で1文。つまり「僕」は優しさに溢れていたことと安息のどこかで(あの頃と)何も変わっていなかったという感情を覚えていた(=夢の中で感じていた)、ということ。俺のポリシーとして、できるだけ英文をアタマから訳すことを心がけているんだが、ここはそうするとなかなか難しい。意訳せざるを得なくなる。
● A feeling that nothing had ever changed の that は「同格」。that 節の時制が過去完了なのは、上述したとおり主節が remembered と過去形だから。

Your presence close beside me till I wake
訳:「目覚めるまですぐそこに感じていたんだ
● presence と close の間に be 動詞が省略されている。
● close は beside me を強めている。あるいは close to me の to を beside にかえたもの。

A moment far too brief Before the daylight came
訳:「朝日が昇る前の 儚すぎる瞬間に
● brief「短期間の」。これを too が強め、さらにその too を far が強めている。

But my heart is beating fast Perhaps we'll meet again
訳:「でも僕の鼓動はまだ速まったまま きっとまた会えるよね
●前半は現在形。ということは夢から目覚めたときのこと。今はもう夢から覚めて「君」も消えてしまったけれど、胸はまだ高鳴っているということ。日本語版の「感覚だけ木霊してる」に相当。

I see you - until I wake from a shallow sleep
訳:「君と出会う―浅い眠りから目覚めるまで
●現在形だが、ここは夢で「君」と会ってはまた覚めて「君」と分かれる、という「習慣」を表す。

An artist without a brush Can't paint upon the canvas
訳:「絵描きは筆を失って キャンバスに描くこともかなわない
● brush「画筆」。ここでは「君」の隠喩だろうか。

Without you here - there is no colour 
                  A colourless landscape

訳:「君がいなければ―辺りは色褪せたまま 色彩のない風景画
●厳密には no colour(色がない)ことと「色褪せる」ことは違うのだろうが、かつて「君」がいたときは辺りの風景も色鮮やかに見えたのが、「君」がいなくなったあとだんだん色を失っていった、と捉えれば、「色褪せる」でもいいだろう。

I see you - shallow sleep
訳:「君と出会う―浅い眠り
●特になし。




○“SHALLOW SLEEP”を是非試聴しよう

・“SHALLOW SLEEP”(English)


・“SHALLOW SLEEP”(通常版)


・“SHALLOW SLEEP -english ensemble-”
posted by 緋雨 at 23:55| Comment(1) | TrackBack(0) | HYDEアナライザー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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